しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

m3で見つけた名言

そもそも医者なんて大した存在意義はありません。
自分と他人の自己満足のため、寿命に対してたかだかの悪あがき'を試みて、常に敗れることは決っている中、それで食っているだけの職業です。
人間に虚構の安心を与えるため、何かができるかのごとく振る舞っている道化のような存在でしかないのです。
皮膚科はその中では、医学的手技の治療効果が高い診療科でしょう?道化の行いの中にも意味を見出しやすい診療科の一つです。開業医なら尚更でしょう。皮膚科開業医で存在意義を見いだせないのなら、他の医者なんてもっと無駄ですよ。
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至言。これをわかってないで、自分は正義と思ってる医者が多すぎる。こちらにも同じ勤勉を期待しない限り、そうした滅私奉公・ワーカホリック医さんがいてくれるのは同業者としても、こちらが患者になった時にも助かる。ただ自分からすると、仕事一筋みたいな人は人生・人間・世界全体を俯瞰的に見れてないという根本的欠陥があるように思える。

 

銀行員に倫理観はあるのか?
本当に良い商品だと思っていたらやばいし、思っていなかったら悪質。金利が低く本業が大変だからといって、そんな商品売りつけていいんですかね?
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今時の若い医者は金稼ぎそのものが楽しいとか、早期リタイアのために投資は当然してるけど、上の世代はどうだろう。全然しない人が多そう。それでもなんだかんだ金は貯まってるんだろうけど、そうして金融リテラシーがないとすぐに騙される。大手銀行ですら、こんなアコギな商売をしているんだから。

 

医局を辞めて気付いたこと
・自分ががんばって論文を書かなくても誰も困らない
・学会も毎回同じことを議論する演劇のような場にすぎない。そして偉そうに発言していた人も65歳でいなくなり、ただの爺さんになる。
週休2日は人として普通のことである
・医師免許はやっぱりゴールド免許である
・安月給で臨床のレベルの低い大学病院で働くとか正気の沙汰でない
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同感。ただ趣味として大学勤務や研究っていうのも、それはそれで面白い人生かもしれない。そういうのが好きなら、そもそも医局辞めようって思わないけど。