しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

底辺が底辺を診る。また正しからずや

年末年始に働いてたりすると、医者ってのはエリートのように見えて全くもって普通以下の労働者であるということに気付く。気づかなければどんなに学歴があってもバカだ。もしくは、エリートと思わないこと―一労働者、しかもあらゆる病人の都合に振り回される。その程度のもんで。
ただ、逆にたまに病気でかかったりした時に、しかも休日や夜間に良い診療をしてもらったりすると大変ありがたく感じる。この感じは本物だ。そういうありがたさを一応供給できる能力があるんだから、たまにはやってもいいかなとも思う―気が向いた時だけ、たま~に、ちょっとだけ、な。自分はこの歳になってもその程度の気持ちで働いてるんだから、小医中の小医であることに間違いない。