先日隣の診察室から聞こえてきた会話。
患者「ジェネリックにしても大丈夫ですか？」
医者「主成分は同じですが、基剤など主成分以外の要因でアレルギーが起こりえます。飲んでみて大丈夫ならあなたは飲めます」
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正解ではあるけど、患者に疑念を抱かせる言い方だろう。真面目過ぎか。
既に降圧薬の9割はジェネリック
ジェネリック医薬品実績リスト （上位100医薬品）https://www.kyoukaikenpo.or.jp › tochigi › list
これらジェネリックでアレルギー問題があったかというと、ほとんど聞いたことがない。"主成分以外の要因でアレルギー"なんて非常に稀だ。ならば
患者「ジェネリックにしても大丈夫ですか？」
医者「たいてい問題ありません」
でいいじゃないか。
国民医療費増大を抑えるためと、医療施設と薬局の利益（厚労省がそのように誘導した）のためにジェネリックを推奨するけれども問題点もあって、以前（2022-03-25・2022-01-06）も書いた通り、ただ利益追求・価格競争をすれば必ず品質低下と供給不安定になる。製造工程や品質チェックを厳しくして、バランスの取れた価格に落ち着いてほしい。
＃もちろん先発メーカーには開発費を十分回収できる程度には儲かってほしいから、完全にジェネリック推しというわけではない
