しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

俺は本気出さなかっただけ

だからいくら会報とか送ってきたって金は出さね〜から!

OB会みたいなのを組織する人って、もちろん大学どっぷりだからなんだけど、それに加え学級委員的な形式的正論好きのような、自分との相性の悪さを感じる。
大学を離れると、あーあいつ今こんな事してるんだー、っていう情報がその会報やら(読んでるし)たまの飲み会で、数ヶ月から年単位の遅れで伝播してきて、ふーんと思う。頑張ってるね〜っていうのと、あんな(できなかった)奴が出世してやがる、という思いが交錯する。尚自分の場合、性格は考慮しない。性格が悪くても仕事が出来れば出世するのは当然。ただ臨床・研究能力よりも政治力で上がってく人は信頼も尊敬もしない。自分には政治能力がなくて、また政治能力を真っ当な医師としての能力と認めてないから。
あんなに仕事出来なかった後輩が講師だの准教授になったりしてるのを批判的に見てしまう。自分は大学の出世競争で負けて辞めて場末にいるわけじゃないから純粋なやっかみでもないけど、それくらい俺だってできるよ・いやもっと上手くやれる、という根拠のない自信がある。ただその幻の能力を発揮するための必要条件は大学に残ることなので、それが(給与・時間・興味・人間関係上)できない自分は土俵にも立ててなくて、出世(というほどでもないね、大学講師レベルなんて)した後輩を批判する権利もない。


#なぜか同期についてはあまり批判的にならない。そこが同じ大学出身者における仲間の線引きなのか