しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

「やめること」からはじめなさい

千田 琢哉 (星海社新書)

こういう本を読むと嫌だと思いながら続けるのは自分の人生を粗末にしているように思う。

 

ブログ

医者をやめるのに理由なんていらない、やめたい時がやめ時 - 僕が医師をやめるまで

 

10年も同じとこで働いていると、そこから出たら生きてゆけないような気がしてくる。まったくの奴隷根性。

地方だと(遠距離通勤しないなら)職場が限られるから医者の転職は難しいかもしれないけど、首都圏なら高望みしない限り、まぁなんとかなるんだけど。たぶん。

そういう医者、まわりにいるでしょ?臨床能力はもちろん、資格も大してないけどなんとかやってる、というかむしろ自分より高収入でもちろん当直もなし、みたいな。

40過ぎて寝れない当直とかしてるのは、カネ目的もあるかもしれない、使命感みたいなのは「すごいですね」としか言えないけど、自分とは違い、そもそもそれを苦と思わないタイプの人なんじゃないかなと思う。自分と同じと思うべきではないのかと。

嫌だから辞める、嫌いだから食べない、って、子供だと叱られるけど、大人は自由、そのかわり自己責任。