しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

製薬会社MRから逃げ回る日々

苦手なMRがいる。まわりの数人もそう言ってるからわりと嫌われ者のようだが、自分がほぼ彼のことを一番嫌いなんじゃないかと思っている。
何が嫌なのかというのは、嫌だなという感情が先にあって、その後から理由を理屈で考えてるわけで、後付けの理由かもしれないけど、あえていうなら
・プレゼンに突っ込むとムキになって否定してくる、決して折れない
・嫌がっているそぶりをしても全然気にしない
・会いたくない時に限って待ち伏せしている、相手もプロなので逃げても必ずどこかで捕まってしまう
・メールで面会は結構ですと返信した3時間後に院内で捕捉された
・とにかくめげない 全然空気読んでないだろってくらいに
・動き、顔、喋り方、内容(つまらない)、いずれもどんどん嫌いになってきた

こういう人に会うと、へこたれない、諦めない、っていう粘り強さっていうのは必ずしも美徳じゃないなって思う。粘着気質はストーカーに必要な資質だろう(男女関係かよ)

院内でMRから逃げるためにコソコソしてる俺って何?はっきり言えばいいじゃん、嫌いだからもう来んなって(でもそう言うと、何でですか何でですかどう直せばいいんですかってずっと言ってきたり、上司同伴で面会に来られてももっと嫌だ。かつて彼の上司に、評判悪いから変えてくれって言ったけど変わらなかった)。
俺は嫌いなヤツからも嫌われたくないのか?(遠まわしに嫌がらせとか、最悪左遷されて逆恨みで刺されんじゃないか、っていうのは考え過ぎだが、自分、臆病なのでなるべく誰からも嫌われず無難が最上)

ということで、空気読まない奴には敵わない、嫌いと思ったら方が負け、かと。(もちろん彼の会社の薬はなるべく使わないようにしているし、他の医者にもそう吹聴している)

#仕事と思って付き合っているが、先生先生と持ち上げてくるくせに自分と大して給料の変わらない一流企業のMRって思うと複雑