しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

医者の人生

賛否両論あるけどこれに尽きる。同意する。
疲れてるんだとか、わかってないとか、人生はドラマだとか、犬を飼えとか、小さな幸せを探せとか、気楽に生きろとか、ちっぽけじゃないとか、それでいいとか、十分幸せだろうとか、鬱なんだとか、楽しいことあるよとか、現実を受け入れてないとか(これは最も受け入れた結果の解釈だと思うが)、色々言ってる人がいるけど、自分の人生をどう理解するかはもちろん人それぞれなので、他人が否定することはできない。
医者になる前は、医者になりさえすれば人生のほとんどの問題はクリアされると思うかもしれないけど、しばらく医者やってれば大抵、これはそれほど特別な仕事でもないと気づくだろう(最後まで勘違いして俺スゲーを続けれらるなら、その界隈では偉くなれるかもね)。
ミクロ視点なら自分の生活の一つ一つが一々ドラマチックで大事だろうが、マクロ的観点からすると個々の人生など取るに足らぬものだろう。
個人的には、ミクロ視点に執着して些事に一喜一憂するゲームは飽きた。