しがない内科医の雑念

底辺医がなんか語っとる

Web講演会はやりと、広告塔教授

Web講演会だらけだ。当初はコロナで仕方なく、だったけど今やメーカーとしては、現地開催するよりも安上がりで手間も人手もかからず小規模から全国規模までやれて、医者は自宅でも職場でも見れるからとりあえずの視聴者数は稼げて、いいことだらけだろう。
相変わらず演者と座長という形式は変わらず、普段偉そうにしている教授らがメーカーの言いなりに広告塔となり、節操なく今日はA社明日はB社の薬の宣伝に多忙な日々。金はくれるし名前は売れるし、細かい内容はメーカー任せだから、出演依頼が来れば皆さんホイホイ出ちゃう。医学部教授ってそんなもんか?若い先生らはそんなのを目指すか?やっぱり昔よりも、目立ちたい偉くなりたいで教授のなった小物が多くて、泥臭い研究・教育・臨床よりも、華々しくやって医局員を集めて、ろくに指導できなくても大学院に入れて後は誰かなんとかしろって(思いつきで口は出すが手間はかけない)、手っ取り早く業績作らせて、面倒な臨床は最低限でなるべく専門外は診ない大学病院医局。この界隈では、そういう医者が偉いってことになっている。